【見やすさ重視】 スケジュール共有ができる、おすすめのiPhone用カレンダーアプリ

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iPhoneでスケジュール管理する際にはカレンダーアプリを使うと便利ですが、現在たくさんのカレンダーアプリがあってどれを選べば良いか迷いますよね。

最近ではタスク管理や日記などの機能が備わっていたりと多機能なものも多いですが、今回はカレンダー自体の予定の見やすさと共有機能に重点を置いて、無料で使用できるiPhone用カレンダーアプリをご紹介していきます。

この記事がおすすめな人

  • 予定を見渡しやすいカレンダーアプリを探している人
  • カレンダーアプリで家族や友人とスケジュールを共有したい人

今回検証したアプリ

  • Apple純正カレンダー
  • Googleカレンダー
  • Lifebear
  • Notion Calendar
  • TimeTree
  • シンプルカレンダー
  • スマート手帳
  • UCカレンダー
  • Calendars
  • Fantastical

あるとカレンダーが見やすくなる機能

月表示の際に予定が表示される

ほとんどのカレンダーアプリには月表示・週表示・日表示とそれぞれ画面が用意されていますが、月表示の段階で予定のテキストが表示されるものと表示されないものがあります。

月表示でテキストが表示されることで一月の予定をある程度見渡すことができます。

文字サイズ調整機能

月表示で予定を表示させる際、テキストの表示エリアは非常に小さくなるので、文字サイズを選べる設定があると便利です。

土日祝日に日本の暦通りに色がつく

ほとんどのアプリで祝日は予定ラベルとして表示・非表示を設定することが可能です。しかし、ラベルとして表示するとその分、予定の表示エリアを圧迫してしまいます。

休日に色がつくことで、祝日のラベルを非表示にできますので、カレンダーをスッキリさせることができます。

特に月表示の際には予定が多くなるとカレンダーが雑多になりがちなので、色だけで祝日を把握できると便利です。

こちらの機能は日本製のアプリであれば、ついていることが多いです。

ダークモードに対応している

夜就寝前などに予定の確認をすることも多いと思います。就寝前などの暗い部屋ではスマホ画面の白背景は眩しく感じることがあるので、ダークモードがあると目への負担も減って見やすくなるでしょう。

カレンダーの共有について

カレンダーアプリに書き込んだ予定を、家族や会社で共有できるとさらに便利になりますよね。しかし、カレンダーアプリには直接他の人とカレンダーを共有する機能がついていないものが多いです。

そんなときに活躍するのが、Googleカレンダーとの同期機能です。

Googleカレンダーには共有機能があり、Googleアカウントさえ持っていれば誰でも簡単に予定を共有することができます。

こちらは認知度も高いので、既に利用している人も多いかと思います。

Googleカレンダーで共有したカレンダーを読み込むように設定することで自分好みのカレンダーアプリで共有の予定を表示することができるようになります。

もちろんGoogleカレンダーアプリをそのまま使うこともできますが、表示に関する細かいカスタマイズができないのと、予定の入力が少し面倒な部分もあるので、他のカレンダーアプリから同期して利用する方法がおすすめです。

同期の方法は主に2種類に分かれます。

  • アプリから直接Googleアカウントに接続できるもの
  • Apple純正カレンダーアプリからGoogleアカウントに接続し、それを経由して同期するもの

直接Googleカレンダーと接続できるアプリであればApple純正カレンダーを経由することなく、簡単に設定が済ませることができます。

比較表

アプリ土日祝
の色
月表示
の予定
文字サイズ
調整
ダーク
モード
Google
カレンダー
と同期 ※1
無料プランでの
広告表示
iOS純正カレンダー×××
Googleカレンダー××
Lifebear×
Notion Calendar×××
TimeTree※2
シンプルカレンダー
スマート手帳
UCカレンダー
Calendars××
Fantastical××
  1. ◎:Googleカレンダーと直接同期可能 ○:iOS標準カレンダーを経由して同期
  2. Googleカレンダーからの一方向同期のみ。TimeTree上で設定した予定はGoogleカレンダーに反映されません。

見やすさ重視の人におすすめのカレンダーアプリ

結論から言うと、以下のアプリがおすすめになります。

  • 「TimeTree」
  • 「Lifebear」
  • 「スマート手帳」

まず、上記のアプリの中では「TimeTree」が唯一Googleカレンダーとの双方向同期ができないため、共有にGoogleカレンダーを使いたい人は「Lifebear」か「スマート手帳」がおすすめになります。

「TimeTree」にも独自の強力な共有機能がついていますが、Googleカレンダーの共有機能は認知度も高く、Googleアカウントを持っている人ならすぐに共有することができる手軽さがあるので、ご自身の周りの環境に合わせて選択するのが良いかと思います。

TimeTree

今回の比較では見やすさに重点を置きましたが、その中でも「TimeTree」は機能性も兼ね備えた素晴らしいアプリです。

Googleカレンダーとの双方向同期に対応していないのがネックですが、TimeTree自体に強力な共有機能がついています。コメント機能や、予定の追加・編集の通知機能があり、コミュニケーションアプリを謳っているだけあり、共有するのに便利なさまざまな機能が備わっています。

そのほかにはメモ帳、チェックリスト、OCRを使った予定作成、予定の繰り返し、予定までのカウントダウン通知など、スケジュール管理を行う上での便利な機能が盛りだくさんです。

無料プランでもほとんどの機能を使えますが、有料プランに入ることで、予定にファイルや写真を添付することができるようになります。

また、使用にはアカウントを作成する必要があります。

Lifebear

スタンプ機能を搭載し、紙の手帳のような使い心地を実現したカレンダーアプリです。

標準的なカレンダーの機能にToDoリスト、日記などの機能も備わっています。

有料プランもありますが、無料プランでも使える機能は多く、基本的なカレンダーの機能、日記、ちょっとしたタスクの管理であれば、無料プランでも充分に使えます。月に60 MBまでなら無料で予定に画像を貼り付けることも可能です。

Lifebear独自の機能であるスタンプは、ドラッグ&ドロップで手帳にシールを貼る感覚で使用することができ、自分好みにカレンダーをアレンジすることができます。

さらにスタンプや着せかえは追加で購入することもでき、予定作りが楽しくなるような工夫がされています。

スタンプを上手く使いこなすことで、文字入力の手間もかなり省けると思います。

スマート手帳

余計な機能はついておらずシンプルさを重視したアプリです。

標準的なカレンダー機能に加え、タスク管理・日記・メモ帳の機能などもついていますが、それぞれの機能へのアクセスもしやすく、無駄がなく、わかりやすい作りになっています。

有料のプレミアムサービスが用意されていますが、基本的なカレンダーの機能、日記、メモ、ちょっとしたタスクの管理であれば、無料プランでも充分に使えます。

カレンダーの表示に関しては細かなカスタマイズが可能です。

また、予定ラベルに小さく時間を表示できるのも、さりげなく便利です。

ちなみに前述の比較表にも載せてありますが、同じ運営会社が提供している、タスク管理・日記・メモ帳の機能を省いた「シンプルカレンダー」というアプリもあります。カレンダーの機能だけで良い方はこちらも選択肢になるかと思います。

まとめ

今回は見やすさに重点を置き、スケジュールが共有できるiPhoneのカレンダーアプリを比較しましたが、おすすめのアプリはどれも日本製となりました。日本製のアプリは、やはり日本人に使いやすいように設計されているようですね。