iPhoneで最短でリマインダー通知を設定するショートカットの作成方法

iPhone

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iPhoneでタスク管理をする便利な標準アプリの「リマインダー」ですが、通知の日付・時刻の入力が煩わしいと感じたことはないでしょうか。

今回はiPhone標準のショートカットアプリを使ってリマインダーを追加する方法をご紹介します。

ショートカットアプリを使うことで、対話式でリマインダーを素早く追加することができます。

この記事がおすすめな人
  • リマインダーの通知機能をよく使う人
  • 日々たくさんのタスクをこなしている人

標準機能でのリマインダー追加から通知設定までの工程

標準機能で通知付きのリマインダーを追加するには、以下のような手順を踏む必要があります。

  1. リマインダーを追加
  2. 詳細アイコンをタップ
  3. 日付のトグルボタンをタップ
  4. 日付を選択
  5. 時刻のトグルボタンをタップ
  6. 時刻を入力

このように通知を設定する際の工程が少々多く面倒です。

なので、ショートカットを作成して入力をシンプルにしてみましょう。

ショートカットの作成

完成イメージ

作成手順

STEP

新規ショートカットの作成

ショートカットアプリを開いて、上部メニューの右側の+ボタンをクリックして新規ショートカットを作成します。

ショートカット名には適宜わかりやすい名前をつけておきましょう。

  • 今回作成するショートカットは最終的にSpotlight検索からアクセスできるように設定するので、検索に引っかかりやすく、他のアプリと競合しにくい名前にしておくと良いでしょう。

STEP

通知日付・時刻を入力するダイアログを作成

  1. アクションの検索窓に「要求」と入力し、検索結果から「入力を要求」をワークフローに追加
  2. 追加したアクションのプロンプトと表示されている部分をタップし、ダイアログに表示する文言を適宜入力
  3. 次にテキストと表示されている部分をタップし、プルダウンから「日付と時刻」を選択

STEP

リマインダー名を入力するダイアログを作成

  1. アクションの検索窓に「要求」と入力し、検索結果から「入力を要求」をワークフローに追加
  2. 追加したアクションのプロンプトと表示されている部分をタップし、ダイアログに表示する文言を適宜入力
  • テキストと表示されている部分は、そのままでOKです。

STEP

リマインダーを追加するアクションの作成

  1. アクションの検索窓に「リマインダー」と入力し、検索結果から「新規リマインダーを追加」をワークフローに追加

各入力欄の説明

リマインダー : 追加するリマインダー名

A : リマインダーを追加するリスト

実際にはご自身のリマインダーアプリのデフォルトのリストが表示されます。

通知なし :リマインダーの通知の有無

STEP

追加するリマインダー名を設定

  1. 追加したアクションのリマインダーと表示されている部分をタップし、現れたキーボード上部の「変数を選択」をタップ
  2. STEP3で追加したリマインダー名を入力するアクションの下に表示されている指定入力を選択
  • ここで選択するのは上から2つ目の指定入力です。

  1. 次にリマインダーのリストが表示されている部分(上記の例ではAと表示されています)をタップし、プルダウンからリマインダーを追加するリストを選択

STEP

リマインダーに通知を設定

  1. 通知なしと表示されている部分をタップして、プルダウンから「通知」を選択
  2. 新たに入力欄が追加されるので、午後2:00と表示されている部分をタップし、現れたキーボード上部の「変数を選択」をタップ
  3. STEP2で追加した通知日付・時刻を入力するアクションの下に表示されている指定入力を選択
  • ここで選択するのは上から1つ目の指定入力です。

STEP

ホーム画面に追加

ホーム画面に追加することで、Spotlight検索をした時に上部に表示されるので、スムーズにショートカットが実行出来るようになります。

  1. 画面下部のℹ︎アイコンをタップし、ショートカットの詳細画面を開く
  2. 「ホーム画面に追加」をタップし、アイコンの設定を済ませたら、「追加」をタップ

以上の設定で通知付きリマインダー追加のショートカットが作成できました。

実際に使用してみる

iPhoneで今回作成したショートカットを実行してみましょう。

ホーム画面から検索でショートカット名を入力してタップ、もしくはホーム画面に追加したアイコンを直接タップし、ショートカットを実行します。

初めて実行する際はショートカットアプリからリマインダー追加の実行を許可する必要があります。

通知日付・時刻の入力画面

カレンダーから日付を選択でき、時刻も同じ画面上から入力できます。

リマインダー名の入力画面

リマインダーアプリの画面

リマインダーアプリの方へ自動で追加されました。

いかがでしょうか。

対話式なったことで、それぞれの設定に集中しやすくなり、入力がだいぶスッキリとしたのではないでしょうか。

Macでも利用可能
  • 今回作成したショートカットはMacでも使用できます。

まとめ

たくさんのタスクに追われている時ほど、サクッとリマインド通知を設定したいところです。

ショートカットを利用することで、入力が楽になるので是非とも試してみてください。